ReactUIライブラリMantineのフォームAPIを使用する

ReactUIライブラリMantineのフォームAPIを使用する

Clock Icon2022.04.11

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こんにちは。データアナリティクス事業本部 サービスソリューション部の北川です。 今回は、MantineのフォームAPIを触っていこうと思います。

Mantineとは、ReactのUIライブラリの一つです。UIコンポーネントの他にも、フォームの状態を管理する機能を提供します。

詳しくは、こちらの記事で紹介しています。 https://dev.classmethod.jp/articles/mantine-hooks/

Mantine Formを使用

早速Mantine Formのuse-formを使用します。

Next.jsのプロジェクト立ち上げ

npx create-next-app --ts

Mantineをインストール

yarn add @mantine/hooks @mantine/form @mantine/core @mantine/next
//または
npm install @mantine/hooks @mantine/form @mantine/core @mantine/next

index.tsxの変更

import { TextInput, Checkbox, Button, Group, Box } from "@mantine/core";
import { useForm } from "@mantine/form";

type Form = {
  username: string;
  email: string;
  termsOfService: boolean;
}

const Home = () => {
  const form = useForm<Form>({
    initialValues: {
      username: "",
      email: "",
      termsOfService: false,
    },

    validate: {
      username: (value) =>
        value.length < 2 ? "Name must have at least 2 letters" : null,
      email: (value) => (/^\S+@\S+$/.test(value) ? null : "Invalid email"),
    },
  });

  return (
    <Box sx={{ maxWidth: 300 , margin: 100}} mx="auto">
      <form onSubmit={form.onSubmit((values) => console.log(values))}>
        <TextInput
          required
          label="username"
          placeholder=""
          {...form.getInputProps("username")}
        />
        <TextInput
          required
          label="Email"
          placeholder="[email protected]"
          {...form.getInputProps("email")}
        />
        <Checkbox
          mt="md"
          label="I agree to sell my privacy"
          {...form.getInputProps("termsOfService", { type: "checkbox" })}
        />
        <Group position="right" mt="md">
          <Button type="submit">Submit</Button>
        </Group>
      </form>
    </Box>
  );
}

export default Home;

useFormに初期値や、バリデーションを記述します。状態は、form.valueに保持します。チェックボックスの状態なども管理できます。

便利なプロパティ

Mantine Formには便利なプロパティが多くあります。

setValues

form.setValuesで値を変更できます。

 <Button onClick={() => form.setValues({...form.values, username: "testUser”})}>変更</Button>
// フォームの値を(ユーザー名を”testUser”に)変更

setFieldValue

また、今回のように変更するキーが一つなら、setFieldValue()も使えます。第一引数に変更したいキー、第二引数に変更値を指定して記述します。

<Button onClick={() => form.setFieldValue("username", "testUser2")}>変更2</Button>
// usernameをtestUser2に変更

reset

状態を初期値に戻します。フォームを送信した後によく使いますね。

const func = (value: Form) => {
  // フォームの状態を処理する記述

  form.reset();
  //処理が完了した後にフォームの値をリセットさせる
}

error

エラー文を表示させます。

<Button onClick={() => form.setErrors({ username: 'Invalid name', email: 'Invalid email' })}>エラー表示</Button>

validate

form.validateを使用することで、任意のタイミングでバリデーションを実行することができます。

<Button onClick={() => form.validate()}>バリデーション実行</Button>

まとめ

フォームライブラリの中でも人気のあるreact-hook-formと比較しても、使用感に大きな違いはありませんでした。 バリデーションの記述に癖もなく、react-hook-formを使っていた方なら使いやすいと思います。Mantineのフォーム用コンポーネントを使用するなら、Mantine Formを使うのは必須ですね笑。

また、use-form以外にも、use-form listsを使用すれば、指定したプロパティを持つフォームの数を、コントロールすることができます。Mantineは公式ドキュメントも丁寧で、わかりやすいので、気になる方はドキュメントも覗いてみてください。

ではまた

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